ホットヨガを始める際、多くの方が「このままのメイクで大丈夫?」と迷いますよね。
汗をたくさんかくホットヨガでの化粧の持ち、肌への影響、そしてヨガ後のケアまで。美容と健康を両立させたいあなたのために、ホットヨガと化粧・メイクの関係について詳しく解説します。
肌を守りながら、心身ともにリフレッシュするための参考になれば幸いです!
ホットヨガではノーメイク・すっぴんでするべき8つの理由
ホットヨガを始めると、気になるのがメイクの有無。実は、ホットヨガの際はノーメイク・すっぴんがおすすめです。その理由を次の8つです。
- 化粧は発汗効率を下げる
- 肌のトラブルの原因なる
- タオルやマットが汚れる
- 化粧が崩れる
- 化粧や洗顔の時間がもったいない
- すっぴんで気分が爽快
- 女性専用スタジオなら男性の目はない
- そもそも誰も他人を見てない
それぞれ解説していきます。
理由①:化粧は発汗効率を下げる
ホットヨガの効果を最大限に引き出すためには、皮膚からの発汗が重要です。しかし、化粧をすると、肌の毛穴が塞がれることがあり、汗をかきにくくなるのです。
汗をかくためにわざわざホットヨガに行くのに、これでは本末転倒です。なので、ホットヨガではなるべく化粧・メイクをしないのがおすすめです。
理由②:肌のトラブルの原因になる
化粧品には油分や化学成分が含まれており、高温多湿のヨガスタジオでこれらが毛穴に詰まると、肌トラブルの原因になります。
水道の蛇口にゴミが詰まると、水がうまく流れなくなってしまいますよね。同じように、化粧が毛穴を塞ぐと、肌が呼吸をしづらくなり、トラブルが生じやすくなるのです。
理由③:タオルやマットが汚れる
メイクをしてホットヨガをすると、汗と一緒に化粧が流れ、マットやタオルが汚れやすくなります。お気に入りのピンクのタオルが、突然茶色のシミだらけになるかもしれません。
理由④:化粧が崩れる
ホットヨガの中での高温と汗は、どんなに優れた化粧品でも容易にメイクを崩します。ヨガ後には、思わぬパンダ目やファンデーションの泥流れが…。
アイスクリームを夏の直射日光下に置いたら、どうなるか想像してみてください。同じように、ホットヨガ中のメイクも溶けてしまうのです。
理由⑤:化粧や洗顔の時間がもったいない
ヨガ前にメイクをしたり、ヨガ後に再度メイクするのは時間がかかります。
この時間を有効に使い、リラックスしたり、ヨガの効果をさらに深めるためのストレッチをしたりする方が、より充実した時間を過ごせるでしょう。
理由⑥:すっぴんで気分が爽快
すっぴんでのホットヨガへの参加は「心の解放」を感じやすく、気分が爽快になります。
化粧をしないことで、汗とともに肌が呼吸する感覚をダイレクトに体験できます。特に、ホットヨガの後、鏡を見た時に自分の肌がピンク色になっているのを見ると、血行が良くなっているのを実感できます。これは、化粧をしていると感じにくいものです。
人によっては「すっぴんでのヨガが「自分らしさ」を感じる瞬間だ」「すっぴんだからこそ、自分の肌の状態や心の動きに正直に向き合える」と言う人もいます。
理由⑦:女性専用スタジオなら男性の目はない
多くのホットヨガスタジオは女性専用です。そのため、男性の目を気にすることなく、すっぴんでリラックスしてヨガを楽しむことができます。
理由⑧:そもそも誰も他人を見てない
ヨガは自分と向き合う時間。他の参加者は自分のポーズや呼吸に集中しており、他人のメイクや顔を気にする余裕はありません。だから、安心してすっぴんで参加しましょう!
ホットヨガ前に化粧・メイクを落とすタイミングと方法
ホットヨガに参加する前に、メイクの落とし方やそのタイミングについて疑問を抱えている方も多いでしょう。正しい方法でメイクを落とすことで、ヨガ中の不快感を避けたり、肌への負担を減らすことができます。では、どのようにして、いつメイクを落とせばよいのでしょうか?
タイミング①:化粧・メイクは自宅で落としておくのがおすすめ
家を出る前にしっかりとメイクを落としておくのが一番のおすすめです。理由は次のとおりです。
- 快適性:自宅での洗顔は、自分の洗面台とお気に入りのアイテムを使えるため、十分にリラックスしてメイクを落とすことができます
- 環境の問題:スタジオの洗面所は狭い場合が多く、待ち時間や他の方との距離を気にすることなく、自宅でのケアが行えます
- 深いクレンジング:自宅でのクレンジングは、ゆっくりと時間をかけて、メイクや汚れをしっかりと落とすことができます
方法:ホットヨガのための化粧・メイク落とし
ホットヨガのセッション中には、汗を大量にかくので、メイクが肌に残っていると肌トラブルの原因となります。そのため、以下のような点に注意しながらメイクを落とすことが推奨されます。
- オイルフリーのリムーバー:油分が多いリムーバーは、汗と混じり合うことで毛穴を塞ぐ恐れがあるため、オイルフリーのものを選びましょう。
- 洗顔フォーム:しっかりと泡立てて、肌にやさしくなじませることで、余分な皮脂や汚れを取り除きます。手のひらでやさしくマッサージするように洗うと、メイク残りもしっかり取れます。
タイミング②:スタジオでのメイクを落とすなら、拭き取りタイプのクレンジング
もしスタジオに到着してからメイクを落とす場合、拭き取りタイプのクレンジングがおすすめです。理由は次とおりです。
- 簡単&速い:拭き取りタイプは、コットンに少量取って、顔を拭くだけで簡単にメイクが落ちます
- 水不要:スタジオの洗面所で長時間、水を使って洗顔するのは、他の参加者に迷惑をかけることも。拭き取りクレンジングなら、水を使わずにメイクオフが可能です
- 肌の乾燥を防ぐ:拭き取りタイプのクレンジングには保湿成分も含まれているものが多く、ヨガ後のシャワーで二度洗いする必要がなく、肌の乾燥を避けることができます
それでもホットヨガで化粧・メイクがしたい場合のポイント
ホットヨガのセッション中、高い湿度と温度によって大量の汗をかきます。この環境下でメイクをキープするのは難しいですが、メイクをしたいという方の気持ちも理解できます。
できればホットヨガでも化粧・メイクをしたい方は、以下のポイントを意識するのがおすすめです。
- ベースメイクは最小限に留める
- ウォータプルーフはNG
- ホットヨガの前後には化粧水を
- チークや眉毛だけの軽いメイクで済ませる
- まつげエクステやカラーコンタクトで目を大きく見せる
それぞれ解説していきます。
ポイント①:ベースメイク(ファンデーション)は最低限に留める
ホットヨガ中は肌が呼吸をするため、重たいベースメイクは避けることが推奨されます。ファンデーションは、水分を通す軽いものを選び、使用量は最低限に留めましょう。これは、夏の暑い日に薄手のTシャツを着るのと同じです。軽いもので肌に負担をかけないようにしましょう。
ポイント②:ウォータプルーフはNG
ウォータプルーフのメイクアイテムは、汗や水に強い特性がありますが、その反面、毛穴を塞ぐ恐れがあります。ホットヨガ中に毛穴が塞がると、汗の分泌が妨げられ、ホットヨガのメリットが薄くなってしまいます。
ポイント③:ホットヨガの前後には化粧水を
ホットヨガの前後には、肌の水分を整えるために化粧水を使用しましょう。化粧水は、肌の乾燥を防ぐだけでなく、水分のバランスを保つ助けにもなります。
これは、運動前後に水分補給をするのと同じで、肌もに水分補給が必要ということです。
ポイント④:チークや眉毛だけの軽いメイクで済ませる
顔全体にメイクすると、汗で化粧が崩れやすくなりますが、チークや眉毛だけにアクセントをつけることで、化粧崩れは最小限に押さえながら、自然な中にも華やかさを持たせることができます。
小さなアクセサリーをつけてシンプルな服装を引き立てるようなイメージで、少しのメイクで顔を引き立てます。
ポイント⑤:まつげエクステやカラーコンタクトで目を大きく見せる
目元を強調することで、全体のメイクをシンプルに保ちつつも、目立つポイントを作ることができます。
まつげエクステやカラーコンタクトなら、化粧・メイクのデメリットを避けながら、短時間で目を大きく見せるのに効果的なアイテムです。
ホットヨガ後の帰りの化粧・メイクはどうする?
ホットヨガの後、汗ばんだ肌、リラックスした心身… 。そんな状態から再び外に出る際に、どのようなメイクを選ぶかは一つの悩みどころです。
以下、ホットヨガ後のメイクの選択肢とそのポイントをご紹介します。
パターン①:予定がなければすっぴんで帰る
ホットヨガ後の肌は、汗とともに古い角質や皮脂が取り除かれ、清潔な状態です。この肌の状態を保つためにも、すぐにメイクをするよりは、肌を休めてあげるのがベストです。
どうしてもすっぴんで外を歩くのが気になる方は、マスクやサングラスを使ってカバーするのがおすすめです。
パターン②:メイクをしてお出かけをする
もちろん、ホットヨガ後に待ち合わせや予定がある場合は、メイクをする必要があります。
その際は、しっかりと肌の水分補給をしてから、軽めのベースメイクを選びましょう。短時間で簡単に、そして自然に仕上げることがポイントです。
ホットヨガの化粧・メイクに関するよくある質問
ホットヨガの化粧・メイクに関するよくある質問にお答えします。
- 日焼け止めは落とすべきですか?
- 洗顔には何を使うべきですか?
- あせもにならないですか?
- 化粧水はどのタイミングで使うべきですか?
- ホットヨガにおすすめの髪型は?
- メイクアイテムの他に、どんな持ち物が必要?
Q 日焼け止めは落とすべきですか?
はい、ホットヨガを始める前には日焼け止めを落とすことをおすすめします。
高い温度と湿度の中で汗をかくため、日焼け止めが毛穴を塞ぎ、肌トラブルの原因となることがあります。
Q 洗顔には何を使うべきですか?
無添加・低刺激の洗顔料を使用することをおすすめします。
強い洗浄成分が含まれるものは、肌の乾燥や刺激を招く恐れがあります。ホットヨガ後の肌はデリケートなので、優しく洗顔することが大切です。
Q あせもにならないですか?
ホットヨガの環境下で汗をかくことは、あせものリスクを上げる可能性があります。
しかし、適切なスキンケアや通気性の良い服装を選ぶことでリスクは低減できます。また、レッスン後はすぐにシャワーを浴び、汗をしっかり洗い流すことも大切です。
服装については、ホットヨガの服装の選び方で詳しく解説しているので参考にしてください。
Q 化粧水はどのタイミングで使うべきですか?
ホットヨガ後のシャワー・洗顔を終えた直後が最もおすすめです。肌が清潔な状態で化粧水を使うことで、肌の水分バランスを整えやすくなります。
Q ホットヨガにおすすめの髪型は?
髪の毛が顔や体に触れないよう、高めのポニーテールやお団子、ブレードなどをおすすめします。これにより、汗をかいた時に髪が肌に張り付くことを防ぎます。
Q メイクアイテムの他に、どんな持ち物が必要?
一般的には、着替えやタオル、ヨガマット、水などが必要です。詳しくはホットヨガの持ち物21選!で解説しているので参考にしてみてください。
まとめ:ホットヨガは化粧・メイク無しがおすすめ
ホットヨガ前は、メイクや日焼け止めをしっかりと落とすことが大切です。理由は、次のとおりです。
- 化粧は発汗効率を下げる
- 肌のトラブルの原因なる
- タオルやマットが汚れる
- 化粧が崩れる
- 化粧や洗顔の時間がもったいない
- すっぴんで気分が爽快
- 女性専用スタジオなら男性の目はない
- そもそも誰も他人を見てない
それでもホットヨガで化粧をしたい場合は、以下のポイントを意識しましょう。
- ベースメイクは最小限に留める
- ウォータプルーフはNG
- ホットヨガの前後には化粧水を
- チークや眉毛だけの軽いメイクで済ませる
- まつげエクステやカラーコンタクトで目を大きく見せる
本記事は以上になります。
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