ホットヨガ未経験で、これからホットヨガに通うことを検討している方の中には、
「ホットヨガはメイクしたままできる?」
「すっぴんの方が良い?」
「ホットヨガ前にメイクを落としたいけど、スタジオで落としても良い…?」
といった疑問を抱えている方が多いのではないでしょうか?
本記事では、ホットヨガ歴7年の筆者が「ホットヨガはノーメイク・すっぴんでするべき8つの理由」について経験談を交えて書きました。
ホットヨガのメイクに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ホットヨガはノーメイク・すっぴんが良い8つの理由
結論から言うと、ホットヨガはノーメイク・すっぴんでするのがおすすめです。その理由は、次の8つです。
- 化粧は発汗効率を下げる
- 肌のトラブルの原因となる
- タオルやマットが汚れる
- 化粧が崩れる
- 化粧や洗顔の時間がもったいない
- すっぴんのほうが気分が爽快
- 女性専用スタジオなら男性から見られることはない
- そもそも誰も他人を見てない
それぞれ解説していきます。
理由①:化粧は発汗効率を下げる
ホットヨガをノーメイク・すっぴんでするべき理由の一つ目は、化粧は発汗効率を下げるためです。
ホットヨガは適切に管理された高温・高湿度のスタジオでヨガを行うため、大量の汗をかきます。
汗をかくことは、代謝アップやデトックス効果が期待できますが、化粧をしている場合、下地やファンデーションで汗腺がふさがってしまい、効率的に汗をかくことができなくなります。
ホットヨガに通う人の多くは、ダイエットや基礎代謝向上を目的にしていると思いますが、化粧をしたままホットヨガをすると、ホットヨガの効果を最大限に受けることができなくなってしまいます。
理由②:肌のトラブルの原因となる
ホットヨガをノーメイク・すっぴんでするべき理由の二つ目は、肌のトラブルの原因となるためです。
ホットヨガは大量の汗をかきますので、化粧をしたままホットヨガをすると、汗と皮脂が毛穴の内側に閉じ込められてしまい、本来排出されるべきであった老廃物が体内に閉じ込められてしまいます。
また、高温・高湿度のスタジオは毛穴が開きやすい状態を作り出すため、開いている毛穴に老廃物や汗が詰まり、毛穴の角栓やニキビなどの肌トラブルの原因となってしまいます。
理由③:タオルやマットが汚れる
ホットヨガをノーメイク・すっぴんでするべき理由の三つ目は、タオルやマットが汚れるためです。
ホットヨガ中は、大量の汗をかきますので、化粧をしたままホットヨガをすると、タオルやマットに化粧がついてしまいます。
タオルやマットは直接肌に触れるものですので、汚れたタオルやマットを使い続けると、汚れが肌に繰り返し付着することになり、不衛生な状態の悪循環が生まれてしまいます。
理由④:化粧が崩れる
ホットヨガをノーメイク・すっぴんでするべき理由の四つ目は、化粧が崩れるためです。
ホットヨガは、高温・高湿度のスタジオでヨガやエクササイズを行うため、化粧をしたままレッスンを受けると、必ず化粧が崩れます。
化粧が崩れた場合、ホットヨガ後に化粧をやり直ししなければいけません。
化粧が崩れた状態から化粧をやり直すときは、一度クレンジング・メイク落としをしてからスキンケアや化粧をしなければいけないため、手間がかかってしまうでしょう。
理由⑤:化粧や洗顔の時間がもったいない
ホットヨガをノーメイク・すっぴんでするべき理由の五つ目は、化粧や洗顔の時間がもったいないためです。
ホットヨガ中は大量の汗をかきますので、化粧をした状態を完璧に維持することはできません。
化粧をするときは、準備段階に洗顔やスキンケアも必要ですので、個人差はあると思いますが、大体1時間程度はかかるでしょう。
せっかく化粧をしてきても、レッスン後にやり直さないといけないことを考えると、ホットヨガ前に化粧をする時間が無駄ということになってしまいます。
理由⑥:すっぴんのほうが気分が爽快
ホットヨガをノーメイク・すっぴんでするべき理由の六つ目は、すっぴんのほうが気分が爽快と感じるためです。
ホットヨガは、温かいスタジオの中で運動をすることで、身体の芯から温まり、代謝を高める効果があります。
身体の代謝が良くなると、体内の老廃物が汗と一緒に身体の外に排出されますが、すっぴんでいると顔の毛穴のひとつひとつがデトックスされる感覚を味わうことができます。
顔には人間がもつ五感のうち、視覚・聴覚・嗅覚・味覚の4つの感覚器が集まっています。
顔をクリーンな状態に整えておくことで、自分の身体をより深く感じることができるようになるでしょう。
理由⑦:女性専用スタジオなら男性から見られることはない
ホットヨガをノーメイク・すっぴんでするべき理由の七つ目は、女性専用スタジオなら男性から見られることはないためです。
ホットヨガ中も化粧をしたいと考えている方の中には、男性からの視線を気にされている方もいるのではないでしょうか。
男性からの視線が気になってしまう方は、女性専用スタジオを選択することで悩みが解決するでしょう。
例えば、銭湯やサウナなど男女別となっている施設では、すっぴんになることに抵抗がない人が多いと思います。
大手ホットヨガスタジオでは、女性専用スタジオが多くありますので、スタジオ選びの条件に含めると良いです。
理由⑧:そもそも誰も他人を見てない
ホットヨガをノーメイク・すっぴんでするべき理由の八つ目は、そもそも誰も他人を見ていないためです。
日常生活で化粧をする理由のひとつに、他人からの視線があると思います。
「人から良く見られたいから」「身だしなみの一環として必要だから」という理由で、毎日化粧をする人が多いと思います。
一方で、ホットヨガは、自分自身と向き合うための場所であり、他人からの視線を気にする必要はありません。
筆者の経験上、ホットヨガに通っている人は、自分の身体と心を整えるためにホットヨガをしていて、自律している人が多い印象です。
他人の視線が気になる方にとって、いきなりすっぴんになることは難しいかもしれないですが、自分の身体と心に意識を向けて自分自身をコントロールすることは、ヨガを深める上でとても大切な考え方ですので、是非前向きに捉えてみてください。
ホットヨガの前に化粧・メイクを落とすタイミングとおすすめの方法
ホットヨガの前に化粧を落とすタイミングは、「自宅」か「スタジオ」の2択があります。
それぞれのメリット・デメリットを比較したうえで、おすすめの方法をご紹介します。
タイミング①:自宅で化粧を落とす
自宅で化粧を落とす場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
<メリット>
- 自分の肌に合ったクレンジング・メイク落としを使える
- 洗面台の混雑を気にせずに済む
<デメリット>
- 自宅からスタジオまでの距離をノーメイクで移動する必要がある
- 自宅のクレンジング・メイク落としを消費する
タイミング②:スタジオで化粧を落とす
スタジオで化粧を落とす場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
<メリット>
- 自宅からスタジオまで化粧をした状態で移動できる
- スタジオに置いてあるクレンジング・メイク落としを使えば、節約になる
<デメリット>
- クレンジング・メイク落としが自分の肌に合わない場合がある
- 洗面台の混雑していてレッスンに間に合わない可能性がある
- ホットヨガ用のフェイルタオルが汚れてしまう
おすすめの方法
「自宅で化粧を落とす場合」と「スタジオで化粧を落とす場合」のメリット・デメリットを比較した結果、「自宅で化粧を落とす」方法がおすすめだと考えています。
自宅からスタジオまでの距離をノーメイクで移動する必要がある、というデメリットに関しては、マスクを活用してすっぴんを隠すことで問題が解消できます。
また、自宅のクレンジング・メイク落としを消費してしまう、というデメリットに関しては、朝ホットヨガに通う場合はそもそもクレンジング・メイク落としを使う必要はないですし、夜通う場合はホットヨガ後にそのまま寝てしまえば、通常の生活で使用する量でとどめることができます。
筆者の場合、ホットヨガをする日は1日中化粧をせず、肌を休める日としています。
週に1回、1日中すっぴんで過ごすだけでも、自分を大切にしているという感覚になり、自己肯定感が上がります。
是非、参考にしてみてください。
それでもホットヨガで化粧・メイクがしたい場合の6つのポイント
ホットヨガ中は、化粧・メイクはしないことをおすすめしますが、どうしても化粧・メイクがしたい場合は、次の6つのポイントを参考にしてみてください。
- ベースメイクは最小限に留める
- ウォータプルーフはNG
- ホットヨガの前後には化粧水を
- チークや眉毛だけの軽いメイクで済ませる
- まつげエクステやカラーコンタクトで目を大きく見せる
- 眉毛アートやリップアートを活用する
それぞれ解説していきます。
ポイント①:ベースメイクは最小限に留める
ホットヨガで化粧・メイクがしたい場合、ベースメイクは最小限に留めることをおすすめします。
ホットヨガのスタジオは湿った空気に包まれていて、湿度が高いです。
下地やファンデーション・パウダーなどベースメイクを何層にも重ねてしまうと、化粧の崩れだけでなく、肌へのダメージも懸念されます。
ポイント②:ウォータプルーフはNG
ウォータープルーフの化粧品は水に強く汗をかいても落ちにくい性質がありますが、ホットヨガは向いていません。
ウォータープルーフの化粧品は撥水性が高いため、せっかく汗をかいても、汗が皮膚の中に閉じ込められて詰まってしまい、その結果、あせもや肌の赤みを引き起こす恐れがあります。
ホットヨガで化粧・メイクがしたい場合は、ウォータープルーフの化粧品を避けるようにしましょう。
ポイント③:ホットヨガの前後には化粧水を
ホットヨガで化粧・メイクがしたい場合、ホットヨガの前後には化粧水をつけるとよいでしょう。
ホットヨガでは大量の汗をかきますが、汗は蒸発するときに肌の水分を奪ってしまいます。
その結果、肌が乾燥した状態になってしまうため、ホットヨガの前後には化粧水をつけて肌を保湿することをおすすめします。
ポイント④:チークや眉毛だけの軽いメイクで済ませる
ホットヨガで化粧・メイクがしたい場合、チークや眉毛だけの軽いメイクで済ませることもおすすめです。
ファンデーションやパウダーなどを使って顔全体に化粧をしてしまうと、肌の広い範囲に負荷がかかってしまうため、チークや眉毛だけ極小的にメイクをする方が肌へのダメージを抑えることができるでしょう。
ポイント⑤:まつげエクステやカラーコンタクトで目を大きく見せる
直接化粧をせずに、まつげエクステやカラーコンタクトで目を大きく見せるのも有効な方法です。
まつげエクステやカラーコンタクトは付けているだけで顔の印象が大きく変わりますし、すっぴんの状態にまつげエクステやカラーコンタクトを付ける場合は肌への負担もないため、おすすめです。
ポイント⑥:眉毛アートやリップアートを活用する
まつげエクステやカラーコンタクト同様、眉毛アートやリップアートといった美容医療を活用することもおすすめです。
眉毛アートやリップアートは汗でよれたり消えることがないため、安心してホットヨガを楽しむことができます。
ホットヨガ後の帰りの化粧・メイクはどうする?
ホットヨガ後の帰りの化粧・メイクは「すっぴんで帰る」か「メイクをして帰る」の2パターンあります。
ライフスタイルやスケジュールに合わせて使い分けるのがよいでしょう。
①予定がなければすっぴんで帰る
ホットヨガ後は、身体の芯から温まり、全身がデトックスされリラックスした状態になりますので、特に予定がない場合はすっぴんで帰ることをおすすめします。
ホットヨガ後すぐに化粧をしてしまうと、顔から汗が出ていて化粧が崩れたり、肌の乾燥を促してしまう可能性があります。
例えて言うならば、銭湯やサウナから出た後のポカポカした状態なので、クールダウンしてから化粧をすると良いでしょう。
筆者の場合、ホットヨガをする日は1日中すっぴんで過ごし、定期的に肌を休める日を設けています。
毎日人と会って外の空気に触れていると、肌がストレスを感じてしまうため、ホットヨガ後は自宅で本を読んだり映画を観てゆっくりとした時間を過ごすこともおすすめですよ。
②メイクをしてお出かけをする
ホットヨガ後に予定がある場合は、メイクをしてお出かけすることもできます。
ホットヨガ後は代謝が上がっていて全身がポカポカしているため、メイクをする前に先に髪を乾かしたり、ドライヤーの冷風を優しく顔に当てて火照りを解消させてからメイクするのがおすすめです。
ホットヨガ後の肌は乾燥しやすいため、メイクをする際は、フェイスマスクで保湿したり、スキンケアを十分に行うとよいでしょう。
ホットヨガの化粧・メイクに関するよくある質問
ホットヨガの化粧・メイクに関するよくある質問にお答えします。
- 日焼け止めは落とすべきですか?
- 洗顔には何を使うべきですか?
- 化粧水はどのタイミングで使うべきですか?
- ホットヨガであせもにならないですか?
- ホットヨガにおすすめの髪型は?
Q1:日焼け止めは落とすべきですか?
はい、日焼け止めは落とした方が良いです。
日焼け止めは、汗や水に強い商品が多いです。
ホットヨガは大量の汗をかきますが、撥水性が高い日焼け止めを使用してしまうと、発汗効果が減少してしまいます。
Q2:洗顔には何を使うべきですか?
ホットヨガ前後の洗顔は、日常生活で使用しているもので問題ありません。
ただし、ホットヨガ後は肌が乾燥しやすいため、スキンケア用品だけでなく洗顔料に関しても保湿性の高いものを使うとよいでしょう。
Q3:化粧水はどのタイミングで使うべきですか?
化粧水は、ホットヨガ前後に使うことで、乾燥を防ぐ効果を期待することができます。
筆者はホットヨガをしてシャワーを浴びた後、全身に化粧水を使うため、薬局で販売している大容量のボトルを持ち込んでいます。
Q4:ホットヨガであせもにならないですか?
ホットヨガであせもになることは、稀にあります。
あせもは、汗腺から出た汗が皮膚の中に詰まってしまうことで発症します。
ホットヨガは大量の汗をかくので体内の老廃物を身体の外に排出するデトックス効果がありますが、ホットヨガ後に汗をかいたまま不衛生な状態でいるとあせもになってしまうことがあります。
解決策として、ホットヨガ後すぐにシャワーを浴び、清潔なタオルで身体を拭くことをおすすめします。
Q5:ホットヨガにおすすめの髪型は?
ホットヨガにおすすめの髪型はポニーテール、またはシニヨンヘアです。
髪が長い人は、邪魔にならないようにヘアゴムでまとめておく必要があります。
髪が短い人でも、前髪が長いと汗で顔についてしまったり、前髪が気になって集中できないことがあるため、ヘアピンで留めるなど工夫をしてください。
まとめ:ホットヨガはノーメイク・すっぴんがおすすめ
結論、ホットヨガはノーメイク・すっぴんがおすすめです。
以下の8つの理由を解説しましたが、いずれもホットヨガの効果を最大限に受けるために必要な内容で、ノーメイク・すっぴんでホットヨガをしたほうがメリットが多いです。
- 理由①:化粧は発汗効率を下げる
- 理由②:肌のトラブルの原因となる
- 理由③:タオルやマットが汚れる
- 理由④:化粧が崩れる
- 理由⑤:化粧や洗顔の時間がもったいない
- 理由⑥:すっぴんのほうが気分が爽快
- 理由⑦:女性専用スタジオなら男性から見られることはない
- 理由⑧:そもそも誰も他人を見てない
ホットヨガは、自分自身と向き合うことができる大切な時間です。
是非、心も身体もクリーンな状態でホットヨガを楽しんでくださいね。
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