ピラティスとホットヨガはどっちが痩せるのか？

と疑問に思う方は、けっこう多いのではないでしょうか？

本記事では、パーソナルトレーナー有資格者である筆者が、ピラティスとホットヨガのどちらが痩せるかについて、科学的根拠（国内外の研究）をもとに、詳しく解説していきます。

ピラティスとホットヨガで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

ピラティスとホットヨガはどっちが痩せる？

結論からいうと、ピラティスとホットヨガでは、どちらかといえばホットヨガの方が痩せやすいです。なぜなら、ピラティスよりもホットヨガの方が消費カロリーが高いからです。

ダイエットできるかどうかは、原則として、カロリーで決まります。摂取カロリーよりも消費カロリーが多ければ痩せます。なので、ダイエットのための運動では、どれだけカロリーを消費できるかが重要です。

以下では、科学的根拠（国内外の研究論文）をもとに、ピラティスとホットヨガの消費カロリーを詳しく見ていきましょう。

ホットヨガの消費カロリー

ホットヨガの消費カロリーには、次のような研究があります。

これは60分に換算すると、男性で約307kcal、女性で約220kcalです。（平均すると約264kcal）

ピラティスの消費カロリー

ピラティスの消費カロリーには、次のような研究があります。

これは60分に換算すると、初心者クラスは約210kcal、上級者クラスは約305kcalです。

ホットヨガとピラティスの消費カロリーを比較

上記の研究結果を踏まえた、ホットヨガとピラティス（初心者クラス）の消費カロリーの比較は、次の表のとおりです。

エクササイズ	60分あたりの消費カロリー
ホットヨガ	約264kcal  （男性：約307kcal、女性：約220kcal）
ピラティス（初心者クラス）	約210kcal（体重約60kgの人）

ホットヨガの方が消費カロリーが約54kcal高いことがわかります。（※ピラティスは初心者が多いので、初心者クラスで比較）

なお、ピラティスの消費カロリーは体重約60kgの結果なので、一般的な女性のピラティスの消費カロリーは210kcalよりも低くなるといえます。それを踏まえると、女性でもホットヨガの消費カロリーの方が優位に高くなるといえるでしょう。

一方で、ピラティスの上級者クラスであれば、ホットヨガに近い消費カロリー（約305kcal）になるので、ダイエット効果は同じくらい高くなります。

ピラティスとホットヨガはそもそも痩せる？

ピラティスとホットヨガの消費カロリーを比較してご紹介しましたが、そもそもピラティスもホットヨガも、やれば痩せるのでしょうか？

以下では、どのような研究結果があるのかご紹介していきます。

ホットヨガの研究結果

ホットヨガでは、ダイエットの効果が確認された研究がいくつかあります。

また、

これらは小規模な研究なので、あくまで参考に留める必要はありますが、習慣的なホットヨガで痩せる可能性は高いことが示唆されています。

ピラティスの研究結果

ピラティスには、ダイエットに効果があった結果と、効果がなかった結果の両方があります。

一方で、

これらは小規模な研究なので、確実には言い切れませんが、ピラティスで痩せるには週3回以上を行うことが目安になるかもしれません。

ということで、ダイエットを目的とするならピラティスも悪くはありませんが、ホットヨガの方が効率（タイパ）は高いと言えます。

なのでここでは、ダイエットで結果の出やすいホットヨガスタジオをご紹介します。

ダイエットで結果の出るホットヨガスタジオはどれ？

今や、ホットヨガスタジオは数多くあります。

でも、「合わないから辞めちゃった」「結局続かなかった」という声は非常に多いです。

ホットヨガスタジオ選びに失敗したり、続かない原因は人それぞれですが、だいたい以下のような理由が多いです。

ホットヨガはきちんと続けたら痩せますが（科学的根拠あり）、続けられないとダイエット効果は出ません。

逆に言うと、上記の条件をクリアするホットヨガスタジオを選ぶことが、楽しく通い続けて、ダイエットで結果を出す大きなポイントになるということです。

さらに付け加えると、

このようなことも重要なポイントです。

そこで、これらの条件をすべて満たしたホットヨガスタジオだけを5社厳選し、ランキングで比較してみました。

ホットヨガスタジオを徹底比較

*	ロイブ	ラバ	カルド	ララアーシャ
特徴	100%女性目線	コスパ抜群	遠赤外線床暖	溶岩ヨガ
おすすめ度
店舗数	60店舗以上/31都道府県	460店舗以上/46都道府県	80店舗以上/19都道府県	9店舗/東京・神奈川のみ
男女可否	女性専用	店舗で異なる	店舗で異なる	女性専用
月料金（税込）	8,910円〜	6,800円〜	8,250円〜	10,340円〜
ヨガマット	無料レンタル	持参推奨	必要なし	無料レンタル
インストラクター	220時間以上の研修	3千名以上を輩出	資格講師多数	実践的な研修
清潔度	医療レベル	普通	銀イオンスチーム	普通
プログラム*1	35種類	30種類以上	27種類	23種類
体験レッスン	手ぶら0円*2	手ぶら500円	手ぶら990円	ウェア持参0円
公式サイト	公式HP	公式HP	公式HP	公式HP

（*1 店舗により異なる）
（*2 店舗により異なる場合あり）

人気のホットヨガスタジオを比較すると、loIve（ロイブ）が総合的にレベルが高いことがわかります。

コスパではLAVA（ラバ）も良いですし、クオリティではCALDO（カルド）も負けていません。

他にもホットヨガスタジオがたくさんありますが、店舗数が少なすぎたり、料金が高かったりしたので、今回は残念ながらランキング圏外としました。

以下では、いくつかの基準をもとにランキング形式で比較してみました。

ホットヨガスタジオおすすめランキング

1位　総合力の高さで選ぶならloIve（ロイブ）

	ロイブ
店舗数	全国60店舗以上／31都道府県
男女可否	女性専用
月料金	8,910円〜
ヨガマット	無料レンタル
インストラクター	220時間以上の研修
清潔度	医療レベル
プログラム	35種類 *1
体験レッスン	手ぶら0円 *1
おすすめ度
公式サイト	https://hotyoga-loive.com/

（*1 店舗で異なる場合あり）

loIve（ロイブ）はスタッフの99%が女性で、とことん女性目線でこだわり抜かれたホットヨガスタジオです。

「スタジオ」「インストラクター」「プログラム」の3つで、総合的にレベルが高いです。

まず、loIve（ロイブ）はスタジオがとてもキレイで、衛生・安全管理の徹底がケタ違いです。

• スタジオ内は毎日、医療機関使用の除菌クリーナーで清掃
• 器具類は定期的にプロのメンテナンスを実施
• 酸素を燃焼しないサウナストーブを導入し、こまめに換気するよう安全面にも十分に配慮

なので、安心して気持ちよく利用ができるわけです。

次に、loIve（ロイブ）はインストラクターの平均レベルが高い。

全員が正社員で220時間以上の研修を受けており、高いクオリティのレッスンを提供しています。

さらに驚きなのは、全スタッフが「BMI美容体重」をクリアしてるという教育の徹底度合い。インストラクター自身がキレイだから、説得力が違うし、モチベーションもアップしますよね。

さらに、loIve（ロイブ）のプログラムは業界最多レベル。

アンケートや市場調査をして、新しいトレンドのレッスンをスピーディーに導入。年8回もプログラムを入れ替えて試行錯誤を繰り返しているから、あなたの「いま、やりたい！」という希望を叶えてくれてる。楽しく続けれるから、ダイエットでも結果が出やすいわけです。

これだけ総合力の高いロイブですが、料金は高いわけでなく、リーズナブルでコスパが良いのも嬉しいポイントです。

2位　コスパで選ぶならLAVA（ラバ）

	ラバ
店舗数	全国460店舗以上／46都道府県
男女可否	店舗で異なる
月料金（税込）	6,800円〜
ヨガマット	持参推奨
インストラクター	3千名以上を輩出
清潔度	普通
プログラム	30種類以上
体験レッスン	手ぶら500円
おすすめ度
公式サイト	https://yoga-lava.com/

LAVA（ラバ）は全国に470店舗以上を展開する「日本最大のホットヨガスタジオ」です。

LAVA（ラバ）の特徴は何と言っても「コスパ」と「通いやすいさ」。ホットヨガ業界では最安値の料金水準で、ほとんどの店舗は駅から徒歩3分以内の好アクセス。

料金が安いからといって、安かろう悪かろうではありません。プログラム数は30種類以上と豊富で、教育を受けたインストラクターが在籍していて、スタジオも綺麗で清潔にされています。

LAVA（ラバ）には、1店舗分の料金で、2店舗に通い放題のプランがあります。これなら、たとえば平日は職場近くの店舗に通って、土日は自宅近くの店舗に通うという便利な通い方ができます。これができるのは店舗数の多いラバならではです。

3位　しっかり汗をかいてスッキリしたいならCALDO（カルド）

	カルド
店舗数	全国80店舗以上／19都道府県
男女可否	店舗で異なる
月料金（税込）	8,250円〜
ヨガマット	必要なし
インストラクター	資格講師多数
清潔度	銀イオンスチーム
プログラム	27種類
体験レッスン	手ぶら990円
おすすめ度
公式サイト	https://hotyoga-caldo.com/

CALDO（カルド）はイタリア語で「温かい」の意味で、人のココロとカラダを温めるというコンセプトのホットヨガスタジオです。

2024年の消費者調査では、効果が実感できる・インストラクターの質・コストパフォマンスなど7つの部門で1位を獲得しており、loIve（ロイブ）やLAVA（ラバ）と並んで、かなりおすすめのホットヨガスタジオです。

CALDO（カルド）の大きな特徴は「遠赤外線床暖房」と「銀イオンスチーム」の2つです。

遠赤外線床暖房では、カラダを内側から温めるのでしっかり汗をかけてスッキリできて、デトックスができます。

また、銀イオンスチームで清潔空間を保っているので、安心して気持ち良く呼吸ができるのも嬉しいポイントです。

またCALDO（カルド）は、ホットヨガだけでなく、ジムや岩盤浴も楽しめるので、一石二鳥でお得です。

4位　くつろぎ感も欲しいならLaLa Aasha（ララアーシャ）

	ララアーシャ
店舗数	東京・神奈川9店舗
男女可否	女性専用
月料金（税込）	10,340円〜
ヨガマット	無料レンタル
インストラクター	実践的な研修
清潔度	普通
プログラム	23種類
体験レッスン	ウェア持参0円
おすすめ度
公式サイト	https://lalaaasha.jp/

LaLa Aasha（ララアーシャ）は、東京・神奈川に9店舗を展開するホットヨガスタジオです。

大きな特徴は、少人数制のセミプライベートスタジオであること。おうちに居るような「くつろぎ感」と仕事モードの「心地よい緊張感」の両方の要素が感じられます。

また、天然鉱石である溶岩でじっくり身体を温める「溶岩ヨガ」で、身体をじっくり温めるからカラダとココロがほぐれて整いやすいです。

5位　インストラクターのレベルで選ぶならzen place（ゼンプレイス）

zen place（ゼンプレイス）は全国に135店舗を展開するヨガ・ピラティス専門スタジオです。常温ヨガがメインですが、東京・神奈川・大阪にはホットヨガスタジオが6店舗あります。

zen place ホットヨガでは、温度40度・湿度40%以上の環境で、伝統的なホットヨガや、自社オリジナル開発のエンパワーヨガ、HIITヨガなどさまざまなレッスンが受けられ、強くしなやかな身体をつくっていきます。

世界基準の教育制度で学んだインストラクターが在籍しているのも特徴です。

>> 大阪のホットヨガおすすめ10選はこちら

ホットヨガスタジオの比較表

*	ロイブ	ラバ	カルド	ララアーシャ
特徴	100%女性目線	コスパ抜群	遠赤外線床暖	溶岩ヨガ
おすすめ度
店舗数	60店舗以上/31都道府県	460店舗以上/46都道府県	80店舗以上/19都道府県	9店舗/東京・神奈川のみ
男女可否	女性専用	店舗で異なる	店舗で異なる	女性専用
月料金（税込）	8,910円〜	6,800円〜	8,250円〜	10,340円〜
ヨガマット	無料レンタル	持参推奨	必要なし	無料レンタル
インストラクター	220時間以上の研修	3千名以上を輩出	資格講師多数	実践的な研修
清潔度	医療レベル	普通	銀イオンスチーム	普通
プログラム*1	35種類	30種類以上	27種類	23種類
体験レッスン	手ぶら0円*2	手ぶら500円	手ぶら990円	ウェア持参0円
公式サイト	公式HP	公式HP	公式HP	公式HP

（*1 店舗により異なる）
（*2 店舗により異なる場合あり）